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2010年 |
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ぶどう栽培の雑感を思いつくままに・・・ | |
甲斐ノアールの持っているワインとしてのポテンシャルを考えてみました。 世界的に有名な国際品 種であるピノ・ノアールやカベルネ・ソービニヨン、シャルドネなどには到底及びませんが何か通ずるも のはないか第一段階として品種の交配経歴について調べてみました。 「甲斐ノアールを育てる甲斐」 HPとして少しでも理解を深めていこうとする試みです。 交配経歴は、下図の通りです。 [■]は、国内交配品種、 [■]は、米国系品種 そして[■]は、ヨー ロッパ系品種を表しています。 続けて今回のテーマである2代前の品種についての特徴を表にしまし た。 尚、甲斐ノアール品種の生い立ちについては甲斐ノアール紹介のページを参照願います。
甲斐ノアールは、・・・・・ まとめると ・ 山葡萄を思わせる濃い色調、魅力的で深いルビー色の輝きを持つ。 ・ ブラックベリーやカシスの様な果実香や黒こしょう、ミントのスパイシーな香りを持つ。 ・ 青草(干草)香などが加わり複雑さを増す。 ・ ある程度の酸味と程よいタンニンを持つ。 以上の特徴を遺伝子として内在している様です。 雑感 先代は、赤色系品種の母に豊かな特徴を持つ白色系品種を交配して新品種を作り出していま すが甲斐ノアールは、赤色系品種同士で交配しています。母方の持つ気候風土への順応性を強く意 識しているようです。濃い色調と酸味、タンニンの特徴も同時に引き継いだようですが。 一方、香りなどは、カベルネ・ソービニヨンとしての血筋を引いています。 ところが、祖父であるソー ビニヨン・ブランの青草香をどうも隔世遺伝とやらで引き継いでしまっているようです。 栽培方法、土壌、天候、醸造方法なのでしょうか。08,09年産ワインの総括です。今後の課題! で 栽培の課題は、 ・ 良く熟してから醸造するとカシスの果実味やスパイシーな香りなどの特徴が出てカベルネ・ソーヴィ ニョンの血筋を引き出すことができる。 ・ 収穫期は、比較的晩熟で10月初中旬になるが、天候や樹勢などに配慮しながら葡萄に日光を十 分当てぎりぎりまで熟成を待つ。 ・ 収穫が早いと酸味が抜けきらない。また、ソービニヨン・ブランの特徴である青草香が強く残りバラ ンスを崩すことがある。 以上、試行、改善、工夫などやるべき課題はまだまだありそうです。 追記 醸造担当者と話したのですが「青草香」について私たち共通の表現では、「桑の実の香」で一致 しました。又、赤ワインの場合、嗜好に差が出てきそうな要素であることも。 しかしもう一歩前向きに別 表現の「干草香」に進化するとサンテミリオンやポムロールの特徴へ化けを密かに期待してます。 お勧めとして欧州系品種に比べ多くの国内改良品種は、これまで高い評価を得られなかったのです が、最近は若い情熱をもった栽培家や醸造家が育ってきており状況は日々変化しているようです。 マイ・ワイン造りの甲斐ノアールもその一翼となれば幸い、単一品種で造られたヴァラエタルワイン、山 梨固有の交配品種としてその個性を楽しんでもらいたいと思います。 栽培方法を試行錯誤して好み のワイン、正真正銘のマイ・ワイン造りをしていきましょうか。 |
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報も含まれています。どうも今までのところ成長の具合が芳しくありません。4月の気温が低かったこと もあり成長具合を昨年の写真と比較してみました。ご覧の通り成長が明らかに遅れています。畑全体 を見渡しても新緑が少なく感じられます。ピオーネでもやっと展葉しはじめた木があるほどです。(ジベ レリン処理のタイミングで悩みそうです) 今年(5月13日) 昨年(5月12日)以下は、3年間、4月の比較データです。今年の異常(差異)がデータからも見てとれます。
降水量が多めで、日平均気温は約3℃低く、日照時間も1〜2h/日減、昨年と比べると成長の差があ るのは歴然です。(昨年が良すぎたのかな) 明らかに一週間は遅れています。取り戻せるか心配、特 にピオーネは、収穫時期が1週間ずれると天候の変化を諸に受けることがあります。
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| 追記 7月21日 畑の気象のデータをグラフ化していて4月の総括の裏付けが出来ました。日々の畑の観察を続けると6月以降は、前年の生育状況に戻ってきていることが昨年同期の写真からも確認できます。 ぜひ「畑の気象(グラフ)」を見ることをお勧めします。 |