Woody RP 材の取り扱い説明書

(ウッディー アール・ピー)    

                                     Woody R・Pの加工とご使用上のご注意

はじめに

 このたびは、当社製品をお買い上げいただきありがとうございます。ご使用の前に、必ずこの取扱説明書をよくお読みのうえ正しくお使いください。また、本書はいつでも見られる場所に大切に保管してください。

Woody R・P 材とは何か

本製品は、ウッディーリフォーミング・ポリスチレンの略称です。その意味は、緩衝材やスチロールトレイ等のポリスチレン製品を再生した、再生ペレットを主原料とした『木のような地球環境に優しい、100%再生ポリスチレン製品』です。

Woody R・P 材の加工に際しての注意事項について

2−1.機械加工
 切断、切削、研磨、穴あけなどはアクリル押出板と同様の方法、条件で加工することができます。

2−2.接着加工
Woody R・P材の相互には、メチルエチルケトン(MEK)または、ジクロロメタンが推奨されます。(一般のアクリル用接着剤(アクリサンデー等)も使用できます)。
※弊社扱いの板の場合で表面が平滑でないものは、接着には向きません。

2−3.加熱加工
加熱炉か赤外線ヒーターで加熱軟化させ、型を用いて成形することができますが、軟化温度で板が収縮しますので、枠でクランプして加熱してください。さらに重要なことは、全面を加熱すると、プリズムの変形が起り、配光特性が失われます。したがってペン皿を成形するようなときには、周辺部の伸ばす部分のみを加熱してください。これにより、良い配光特性をもった製品ができます。
 棒ヒーター加熱による直線曲げは、アクリル板と同様の方法で行って下さい。アクリルより若干加熱時間は短くなります。(温度・機械等の条件によって異なります)

3.Woody RP 材のご使用上の注意事項について

3−1.熱伸縮

Woody R・P は温度変化に伴い伸縮し、寸法が増大します。枠などに入れて使用する場合、Woody R・P材の伸縮(10℃の温度変化で1メートルに付き±約0.5mm)を考慮したクリアランスを設けてください。

3−2.耐溶剤性

有機溶剤(石油、ベンジン、シンナーなど)を含むものについては、接触は避けてください。クラックや白濁などが発生します。また、柑橘類に含まれるテルペンや油脂によって変質する場合があります。

3−3.汚れ

Woody R・P 材の取扱いに際して、汚れ、すり傷の発生に注意してください。汚れは、1%中性洗剤液の温湯を柔らかい布につけて洗えば綺麗になります。

3−4.保管方法

Woody R・P 材の保管は、湿気の少ない、有機溶剤ガスや火気のない、直射日光の当らない場所に変形しないように平積みにして保存してください。

3−5.使用箇所

浴室の窓枠パッキン等に使用されている軟質塩ビ製のガスケットを使用する場合、可塑剤によってはクラックが発生することがありますので、ご注意ください。(近年ではあまり使用されておりません) また、リポス材の耐熱温度は80〜90℃、耐熱連続使用温度は、60〜70℃です。継続的に高温になる場所でのご使用はお控えください。

4−1. 安全衛生上の注意点
Woody R・P 材の切断エッジ面等は鋭利な為、切り傷にご注意ください。
取り扱い作業においては保護具(保護着、保護手袋、等)の着用が必要です。
Woody R・P材の乾燥、溶融時に発生するガスは眼、皮膚への接触や吸入を避けるよう気をつけてください。又、高温の樹脂には直接触れないようにしてください。
乾燥、溶融などの各作業においては局所排気装置の設置や保護具(保護眼鏡、保護手袋、等)の着用が必要です。

4−2. 燃焼に関する注意点
Woody R・P 材は可燃性で、発火温度は、488〜496℃、引火温度は345〜360℃です。取り扱や保管は熱及び発火源から離れた場所で行ってください。万一燃焼した場合には有毒ガスを発生する場合もあります。
消火には水、泡消火剤、粉末消火剤が使用できます。

4−3. 廃棄上の注意点

Woody R・P 材は埋め立て又は焼却により処理できます。(現在、リサイクルサイクルの構築中です)埋め立てる時は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に従って、公認の産業廃棄物処理業者もしくは地方公共団体に委託して処理してください。
焼却する時は、焼却施設を用いて大気汚染防止法等の諸法令に適した処理を施してください。焼却する時には有毒ガスを発生する場合があります。