北アルプス縦走10泊11日(欅平〜中房温泉)
米一升とパン、乾麺、缶詰などの食料、カメラ・標準レンズ・望遠レンズ・36枚撮りフィルム6本、非常用にツェルトと簡易毛布などをザックに詰めたら、重さが22kgに。素泊まりか夕食のみの小屋泊まりで北アルプスを縦走してきました。
- 【日 程】1981年7月21日(火)〜31日(金)
- 【山域名】北アルプス
- 【山 名】前剱、剱岳、剱御前、別山、真砂岳、浄土山、獅子岳、鳶山、越中沢岳、間山、北薬師岳、薬師岳、太郎山、北ノ俣岳、赤木岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳、樅沢岳、槍ヶ岳、西岳、赤岩岳、燕岳
- 【同行者】なし
- 【地 図】20万分の1地勢図「富山」「高山」
- ※右の地図をクリックすると、拡大図が別ウィンドウに表示されます。
- 【タイム】
- 〈第一日〉
- 欅平9:15 → 11:45志合谷(昼食)12:10 → 13:00オリオ谷 → 15:00阿曽原小屋
- 〈第二日〉
- 阿曽原小屋7:20 → 7;55阿曽原峠8:30 → 10:55仙人湯11:20 → 11:45休憩(昼食)12:10 → 14:30仙人池ヒュッテ
- 〈第三日〉
- 仙人池ヒュッテ6:45 → 8:20二股8:40 → 10:10真砂沢小屋10:20 → 11:30休憩(昼食)12:15 → 13:55剣山荘
- 〈第四日〉
- 剣山荘3:50 → 4:10一服剱4:15 → 4:45前剱5:15 → 6:05剱岳6:40 → 7:20前剱7:30 → 7:50一服剱8:00 → 8:10剣山荘8:50 → 10:15剱御前小屋 → 剱御前 → 剱御前小屋10:45 → 11:05別山巻道分岐 → 別山(昼食) → 別山巻道分岐12:40 → 14:35内蔵助山荘
- 〈第五日〉
- 内蔵助山荘6:35 → 7:30大汝山 → 8:00雄山8:35 → 9:15一ノ越9:40 → 10:20浄土山南峰10:55 → 11:20渋滞待ち11:40 → 12:00休憩(昼食)12:25 → 13:25ザラ峠13:30 → 14:10五色ヶ原幕営地
- 〈第六日〉
- 五色ヶ原幕営地6:25 → 7:10鷲ヶ岳 → 7:45鳶山7:55 → 9:25越中沢岳9:45 → 11:40スゴ乗越(昼食)12:00 → 12:45スゴ乗越小屋
- 〈第七日〉
- スゴ乗越小屋5:45 → 6:45間山6:50 → 8:15北薬師岳8:25 → 9:10薬師岳9:55 → 10:30薬師岳山荘 → 11:15薬師峠 → 11:40太郎平小屋
- 〈第八日〉
- 太郎平小屋4:05 → 5:20北ノ俣岳5:30 → 6:10赤木岳 → 6:32中俣乗越6:40 → 8:05黒部五郎岳8:35 → 10:05黒部五郎小屋10:20 → 11:25三俣蓮華岳巻道分岐(昼食)11:50 → 12:45三俣山荘
- 〈第九日〉
- 三俣山荘3:55 → 4:30三俣分岐 → 4:45三俣蓮華岳5:05 → 5:10分岐 → 6:10双六小屋6:15 → 6:45樅沢岳6:55 → 7:25硫黄乗越 → 9:30千丈沢乗越 → 10:40槍の肩(昼食)11:10 → 11:35槍ヶ岳11:50 → 12:00槍の肩12:15 → 12:45ヒュッテ大槍
- <第十日>
- ヒュッテ大槍4:05 → 4:30槍の肩 → 4:40槍ヶ岳5:10 → 5:40ヒュッテ大槍(朝食)6:40 → 7:35水俣乗越 → 8:35西岳ヒュッテ8:55 → 9:55休憩(昼食)10:25 → 11:20大天井ヒュッテ11:25 → 13:35蛙岩 → 14:05燕山荘
- <第十一日>
- 燕山荘5:20 → 5:45燕岳6:00 → 7:30東沢乗越7:40 → 8:15沢8:30 → 9:35露天風呂10:45 → 10:55中房温泉
第一日(7/21)
前夜発の北陸本線の急行「のりくら9号」で名古屋から富山へ、富山駅で富山地方鉄道に乗り継いで宇奈月、宇奈月駅から黒部峡谷鉄道のトロッコ列車で欅平へ。欅平駅を出て標高差250mを登って水平歩道に入る。水平歩道の取り付き付近から毛勝山が見えた。志合谷のトンネルは出口が雪渓の雪でふさがれて通れず、トンネルの上の雪渓上を歩く。ロープがあった。オリオ谷にも雪渓あり。滝がかかっている。阿曽原小屋手前の橋は雪のため落ちていた。高巻きと藪漕ぎ。阿曽原温泉小屋に宿泊。露天風呂は使用不可とのこと。夕方、雷雨。宿泊者は私を含めて6人。
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| <黒部峡谷鉄道> | <水平歩道> |
仙人湯までに二、三ヶ所雪渓あり。途中にヒカリゴケがあった。仙人湯の上はずっと雪渓。踏み跡がないためルートがわかりにくい。最後の左折地点がわからず、ヒュッテよりかなり右手に出てしまった。仙人池はほとんどが雪で埋まっていた。ガスで剱岳は見えず。仙人池ヒュッテに宿泊。感じの良い小屋だ。風呂あり。同宿した5人は、全員剱方面からの下山者だった。阿曽原小屋で同宿だった2人は池ノ平に向かったらしい。
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| <仙人湯> | <仙人池> |
第三日(7/23)
仙人峠から仙人新道への下り道がわかりにくい。二股の吊り橋がないので、高巻き。沢のへつりが二ヶ所。真砂沢下流から雪渓。剣山荘に宿泊。10畳に15人。
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| <仙人池ヒュッテ> | <三ノ窓雪溪> | <剣山荘> |
第四日(7/24)
3:30に起きて朝食をとらずにカメラと水、非常食をサブザックに詰めて4時前に出発。一服剱手前に雪渓。前剱にて日の出。剱岳には今日の一番乗り。快晴。富士も見える。30分以上、展望を楽しむ。

剱岳山頂からのパノラマ(ここをクリックすると、拡大写真が別ウィンドウに表示されます。)
登り下りともカニノヨコバイを通った。剣山荘に戻って、剱沢雪渓を登り、剱御前小舎へ。空身で剱御前を往復してから別山へ。別山からは剱岳の眺めが素晴らしい。真砂岳にライチョウ。内蔵助山荘で宿泊手続きをしてから、夕日を見に真砂岳へ。夕日が大日岳に沈んだ。ガスでブロッケンが見えた。夜、快晴、星空。内蔵助山荘では8畳に4人。寝酒をもらって熟睡。
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| <カニノタテバイ> | <剱御前から室堂と薬師岳> |
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| <針ノ木岳と内蔵助山荘> | <剱岳> | <ブロッケン> |
第五日(7/25)
快晴。雄山で絵ハガキを買って暑中見舞いを書き、室堂に下山する女性二人に投函を頼んだ。
一ノ越付近は団体の登山者が多い。鬼岳付近の雪渓で高校のワンゲル部(?)が渋滞。20分も待たされた。
五色ヶ原は雪が多い。今日は小屋には泊まらずツェルトを張った。夜も快晴、星夜。簡易毛布しか持ってこなかったので、寒い。
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| <五竜と鹿島槍> | <雪田> |
第六日(7/26)
快晴。昨日、五色ヶ原の登りでザック(キスリング)がミシミシと音を立てていたが、肩紐の縫い目が綻びていたのだった。予備の靴紐で応急処置。
鷲ヶ岳にライチョウ。越中沢岳からスゴ乗越まで起伏が激しく疲れた。スゴ乗越からスゴ小屋までも意外に長かった。スゴ小屋は混雑。1畳に2人。
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| <五色ヶ原の朝> | <越中沢岳と薬師岳> |
第七日(7/27)
朝からガス。北薬師から薬師岳が見える程度。薬師岳への登りは長いが傾斜がゆるやかで楽。薬師岳山頂からの展望も得られず。山頂には人が多い。
太郎平小屋は自炊室があり設備が良い。4畳に6人。夕方もガス。
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| <トウヤクリンドウ> | <薬師岳> |
第八日(7/28)
太郎兵衛平から北ノ俣岳を超えて中俣乗越までは起伏がゆるく楽。北ノ俣岳付近には砂岩や礫岩が露出している。手取層群だろうか。
黒部五郎岳からの下りは尾根道をとった。道が悪い。カールを下った方が良かったかもしれない。
三俣蓮華岳の巻道の途中、雪解けの沢水で頭を洗った。夕方からガス。槍は見えず。
三俣山荘に宿泊。1畳に2人。
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| <黒部五郎岳山頂> | <鷲羽岳> |
第九日(7/29)
山腹の分岐に荷を置いて、三俣蓮華岳を往復。朝日は勢いがなく夕日のように見える。昨日あたりからガイドブックのコースタイムよりもペースが速くなった。
西鎌尾根は思ったほどキツくない。槍の肩に着いた頃からガス。槍からの展望は眼下の山荘が見えるのみ。ヒュッテ大槍まで足をのばした。宿泊客は13人。
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| <シナノキンバイ> | <槍ヶ岳> | <ヒュッテ大槍> |
第十日(7/30)
天気が良いので槍を往復。日の出が素晴らしい。富士山や南アルプスは霞んで見えないが、北方の展望が良い。笠ヶ岳の左に槍の影。
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| <笠ヶ岳と槍の影> | <槍ヶ岳山頂からのパノラマ(ここをクリック! 拡大写真を別ウィンドウに表示)> |
東鎌尾根はキツい。大天井岳山腹にコマクサの群落。昼頃からガス。燕山荘までの道が長い。
燕山荘に宿泊。自炊場がない。1畳に2人。夕方、霧が晴れて、槍穂、常念、富士、南アが見えた。
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| <穂高岳> | <槍・穂高連峰> |
第十一日(7/31)
燕岳に着いた頃からガス。ブロッケンが見えた。北燕岳付近にはコマクサの群落。ライチョウも現れた。裏銀座の山々を背景に半円形の虹がかかり、中心に自分のブロッケンと小さい円形の虹が見えた。
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| <大天井岳と穂高岳> | <コマクサ> |
餓鬼岳への道は思ったよりも踏まれている。東沢乗越から中房温泉に下山。



























