白根南嶺縦走(転付峠〜白根南嶺〜北岳)
梅雨明けをねらって南アルプスに行ってきました。身延駅前から奈良田行きのバスで田代入口で下車、転付峠から白根南嶺を経て、農鳥岳・間ノ岳・北岳の白根三山、最後は池山吊尾根から鷲ノ住山へ出る、というコースでした。
転付峠までは歩きやすいクラシックルート、転付峠~奈良田越は辛い林道歩き、白根南嶺では二重山稜と這松に苦しめられました。農鳥岳~北岳間はにぎやかな雲上の稜線漫歩(というほど楽ではなかったけれど)。そして下山はまた静かなルート。天気に恵まれて終始、右手に富士を見ながらの、変化と充実感に富んだ縦走でした。
- 【日 程】1995年7月23(日)~26日(水)
- 【山域名】南アルプス
- 【山 名】
- 白剥山、笹山(黒河内岳)、白河内岳、大篭岳、広河内岳、農鳥岳、西農鳥岳、間ノ岳、中白根山、北岳、ボーコン沢の頭
- 【天 候】ずっと晴れ、25日夜一時雷雨
- 【同行者】保坂
- 【地形図】
- 20万分の1地勢図「甲府」、5万分の1地形図「身延」「鰍沢」「大河原」「市野瀬」「韮崎」
- ※右の地図をクリックすると、5万分の1地形図が別ウィンドウに表示されます。
- 【タイム】
- 〈第一日〉(実歩行時間5時間30分)
- 田代入口→9:40発電所→12:05保利沢合流点12:15→14:40水場幕営地15:00→15:10転付峠→18:00奈良田越
- 〈第二日〉(実歩行時間7時間)
- 奈良田越5:55→6:55白剥山7:10→11:25笹山11:35→14:05白河内岳14:35→15:30大篭岳
- 〈第三日〉(実歩行時間6時間15分)
- 大篭岳5:25→6:45広河内岳7:20→7:45大門沢下降点7:50→8:35農鳥岳8:50→9:30西農鳥岳9:55→10:35農鳥小屋12:05→12:20三国平→13:50間ノ岳14:25→15:15中白根山15:30→15:55北岳山荘幕営地
- 〈第四日〉(実歩行時間6時間45分)
- 北岳山荘幕営地6:25→7:10吊尾根分岐→7:20北岳7:50→8:00吊尾根分岐8:05→8:25八本歯コル8:45→9:30ボーコン沢の頭10:00→10:50城峰11:25→11:55池山御池小屋12:05→13:40吊尾根登山口(あるき沢橋)14:05→14:35野呂川の吊橋14:40→16:15鷲ノ住山バス停17:00⇒19:00甲府駅
第一日(7/23)
内河内川は水量豊富で、いくつもある滝の迫力大。保利沢合流点で振り返ると、谷間に富士。
転付峠手前の水場を過ぎたところで東側の展望が開ける。両耳の立った富士が美しい。
転付峠から奈良田越に向う林道では、左手に徳右衛門岳から蝙蝠岳への稜線、遥か北には恐ろしく鋭角の北岳が見える。
奈良田越に幕営。赤富士。
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| <内河内川の滝> | <転作峠手前からの富士> | <奈良田越からの赤富士> |
第二日(7/24)
林の中の道は意外に歩きやすい。笹山の手前で二重山稜に惑わされた。笹山、白河内岳でようやく森林限界を越える。ハイマツ帯は踏み跡がなければ通過困難。白河内岳は広くてどこが山頂かよくわからない。遠くから見ると、なだらかで歩きやすそうに思えるが二重山稜とハイマツで踏み跡少なく手こずった。
大篭岳付近から甲府の町が見えた。富士屋ホテルを確認。夜中にテントから顔を出せば、甲府の夜景と満天の星。

笹山の南標高2550mからのパノラマ(ここをクリックすると、拡大写真が別ウィンドウに表示されます。)
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| <白剥山の北から笊ヶ岳> | <悪沢岳> | <白河内岳と白根三山> |
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| <白河内岳から大籠岳> | <大籠岳から甲府盆地> | <大籠岳から富士山> |
第三日(7/25)
広河内岳山頂に単独行者が一人。大門沢を登って、この近くにテントを張ったとか。山頂からは1点360度のパノラマが広がる。富士、悪沢、蝙蝠、塩見が主役。大無間や安倍奥の山々が頭を覗かせる。伊豆の山が意外に高い。
広河内岳山頂からのパノラマ ※上の画像をスワイプすると左右にスクロールします。
塩見岳は眺める方向によって随分と形が変わる。農鳥岳まで来て、「ようやく塩見岳らしい形になった。」と保坂が言った。
農鳥小屋下の水場で水を補給。
間ノ岳ではいつもガスが出てしまう。展望は諦めて雪を食べる。
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| <北岳と八ヶ岳> | <富士山と農鳥岳> | <間ノ岳と北岳> |
第四日(7/26)
最終日の朝は、北岳山荘の幕営地から雲海に頭を出した富士。北岳山頂では、ようやく北アルプスを眺めることができた。槍穂の雪が目立つ。丹沢方面も見えているようだが同定できず。
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| <仙丈ヶ岳> | <甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳> | <富士山とボーコン沢の頭> | <間ノ岳> |
八本歯のコルでクロユリを撮影。ボーコン沢の頭からは、バットレスを正面から仰ぎ見る迫力。広河原へ下るにしても、ボーコン沢の頭を往復する価値大。下って林に入った所で、後ろから来た若者に「北岳山荘はこっちでいいのですか」と聞かれた。広河原から登って農鶏小屋へ行く予定とのこと。八本歯のコルから反対方向に来てしまったようだ。
縦走の最後は野呂川から鷲ノ住山へ約400mの登り。登って終わった山行は今回が初めてだった。
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| <クロユリ> | <ボーコン沢の頭> | <北岳バットレス> | <池山御池> |



















