秋の富士山頂からの展望
移動性高気圧におおわれるという予報だったので超遠望を期待して、富士山に登ってきました。深夜、車で五合目に向かっているときは素晴らしい星空でした。結果的には快晴にはならず、ねらっていたように全てが見えるというわけにはいきませんでしたが、それでも中部山岳はよく見えて富士山頂からの展望を楽しみました。
- 【日 程】1995年9月28日(木)
- 【山域名】富士山
- 【山 名】富士山
- 【天 候】晴れ時々曇り
- 【同行者】神田
- 【地形図】20万分の1地勢図「甲府」、5万分の1地形図「富士山」「山中湖」
- ※右の地図をクリックすると、5万分の1地形図が表示されます。
- 【タイム】
- 富士宮口新五合目2:25→3:25新七合目3:40→4:20七合目4:40→5:15八合目5:35→6:10九合目6:25→6:50九合五勺7:15→7:45富士宮口頂上→8:50白山岳10:35→11:05剣ヶ峯11:30→12:35宝永火口12:50→13:30富士宮口新五合目 (実歩行時間6時間40分)
富士吉田口のスバルラインは閉まっているとのことだったので、迷わず富士宮口に向かう。
深夜新五合目で7℃。風が強烈。空気はそれほど冷たくはないけれど寒い。Tシャツの上に長袖シャツを2枚、ダウンベスト、さらにダブルヤッケを着込む。少し歩くと暑くなって、ダウンベストと長袖シャツ1枚を脱ぐ。7時半頃山頂付近で2.5℃。普通ならもっと低いだろう。日中は風は弱まった。
七合目付近まで登ると明るくなってきて、伊豆の連山とその左に大島が見えた。九合五勺の小屋から大島は163.5度(偏角補正してない、読取り値、以下同じ)の方向に見えていた。伊豆の連山の向こう174度にも島が。三宅島だろうか。駿河湾や相模湾の海岸線はわからず。
神田はマウンテンバイク(MTB)を背負って登る。MTBでお鉢巡り。伊豆岳と白山岳、剣ヶ峯でパノラマ写真を撮影。周りの山を眺めるには白山岳が最も良さそう。富士山から見える最も遠い山は和歌山県の妙法山323kmだが、本日は、とてもそこまでは無理。丹沢山地は霞んでいるし、都心方面筑波山は全く駄目。しかし、南北中アルプス、八ヶ岳などはしっかり見えた。本日の最遠望は白馬岳178kmか。
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| <富士山・伊豆岳からのパノラマ> |
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| <富士山・白山からのパノラマ> |
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| <白山岳から白馬岳> | <MTBで下る> |
神田は剣ヶ峯から五合目登山口までをほとんどMTBに乗ったまま走り下る。御殿場口下山道の砂走りや宝永火口の中を砂煙を立てて凄い速さで走る様は、見ていて怖くなった。私は砂走りを走って下る。靴底の減りが激しい。捨てる寸前の靴を履いてきたのは正解だった。神田は所々で私を待っていなければ、30分くらいで下ってしまっただろう。私もつられて1時間で1000mも下ってしまった。スキー山岳部OBの神田はスキーで山頂から滑ったこともあるそうだ。
五合目より上は紅葉していて、宝永火口のあたりが見頃だった。
登り下りで擦れ違ったのは10人くらい。五合目には観光客が大勢いた。
富士宮側の山小屋は新六合目の宝永山荘だけが開いていた。
寝不足のためか、高山病の症状なのか、下り始めるころから頭痛が。頭痛は帰宅して翌朝になるまで続いた。



