富士川源流から鋸岳第一高点

地勢図

 甲斐駒ヶ岳の北西の鋸岳に行ってきました。鋸尾根を縦走するのは我々には無理そうなので、釜無川源流から鋸岳第一高点を往復しました。

【日 程】1998年10月10(土)~11日(日)
【山域名】南アルプス
【山 名】鋸岳第一高点(2685m)
【天 候】快晴
【同行者】大塚、粕谷、藤田
【地 図】
20万分の1地勢図「甲府」、5万分の1地形図「高遠」「市野瀬」
※右の地図をクリックすると、5万分の1地形図が別ウィンドウに表示されます。
【タイム】
〈第一日〉(実歩行時間4時間15分)
釜無川林道ゲート11:10 → 14:45上ノ岩小屋15:15 → 16:25横岳峠
〈第二日〉(実歩行時間6時間40分)
横岳峠6:15 → 7:45三角点ピーク8:00 → 8:45鋸岳9:35 → 10:15三角点ピーク10:25 → 11:10横岳峠11:55 → 12:15富士川水源12:25 → 13:00上ノ岩小屋 → 15:25釜無川林道ゲート

第一日(10/10)
 鍵をかけられたゲートから8km程の林道歩き、そこから沢沿いに1kmあまりで崩壊しかかった伐採小屋。沢沿いの道は、地形図では左岸にあるが、現在は右岸を通っている。テープに注意しないと間違いやすい所あり。伐採小屋は床が傾いているが、なんとか使用可能。付近に幕営適地。川の水豊富。

 伐採小屋から横岳峠への道も地形図とは異なっている。伐採小屋から南へではなく、沢沿いに南東へ進み、富士川水源の指導標のところから尾根を直登して横岳峠をめざす。途中、木の幹に「富士川水源」とペンキ書きがあり、そこから3分で、岩の間から水量豊富な富士川の源流が流れ出している。

 横岳峠は小平地になっており、テント数張り可能。水はなく、富士川水源から汲上げることになる。南に木の間から、大きな仙丈ヶ岳。夜は満点の星空。

第二日(10/11)
 朝、仙丈の左に鋭角のピークが。北岳だった。
 樹林の中、急な尾根を三角点ピークへ。登る途中で木々の間から槍穂、乗鞍、御嶽などが見え出す。三角点ピークは展望は良いが、薮がウルサイ。コブを越えて鋸岳へ。見上げる鋸岳は高度感があり、岩登りの技術が必要なほどに見えるが、取りついてみると思ったほどではない。途中、コケモモあり。

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<鋸岳と北岳> <御嶽と白山> <槍穂>

 鋸岳山頂はやや細長い岩の頂で、木はない。「山梨百名山」の真新しい杭が立っていた。遮るもののない山頂からは360度の展望。恵那山から木曽駒、経ヶ岳までの中央アルプス。御岳、乗鞍、槍穂から白馬までの北アルプス。御嶽の右には白山。槍と白馬の中間遠方に立山と剱。北から北西にかけては、妙高、八ヶ岳、浅間山、金峰山などなど。八ヶ岳と御座山の間に見えていたのは赤城山だったかも。

鋸岳山頂から中央アルプスと北アルプス   ※上の画像をスワイプすると左右にスクロールします。

 南アルプスは、鋭角の二等辺三角形の北岳が印象的。仙丈ヶ岳のカールも良くわかる。北岳と仙丈の間には塩見岳、それに重なって荒川岳。ふだんとは違った角度からの眺めが面白かった。もちろん、鋸尾根の向こうには甲斐駒が聳えている。

鋸岳山頂から南アルプス   (ここをクリックすると、拡大写真が別ウィンドウに表示されます。)

 帰りに富士川水源で源流の水を水筒に詰めた。

(1998/10/12記)