子ども達と秋の鳳凰山へ

地勢図

 二人の息子と一緒にテント泊で鳳凰山に行ってきました。10月10日は素晴らしい天候と展望に恵まれました。

【日 程】1999年10月9日(土)~10日(日)
【山域名】南アルプス
【山 名】薬師岳、観音岳、高嶺
【天 候】晴れ
【同行者】子(中2、小6)
【地 図】
20万分の1地勢図「甲府」、5万分の1地形図「鰍沢」「韮崎」
※右の地図をクリックすると、5万分の1地形図が別ウィンドウに表示されます。
【タイム】
〈第一日〉(実歩行時間4時間20分)
甲府駅前6:25=>7:30夜叉神峠登山口7:40→8:40夜叉神峠8:45→10:05杖立峠10:15→11:50苺平12:00→12:40南御室
〈第二日〉(実歩行時間5時間50分)
南御室4:25→5:35薬師岳6:05→6:30観音岳7:45→9:30赤抜沢ノ頭9:35→10:20高嶺10:35→11:10白鳳峠11:15→13:05白鳳峠登山口→13:20広河原13:43⇒15:46甲府駅前

第一日(10/09)
 甲府駅前発広河原行きのバスは1台に乗りきれず、臨時が出る。臨時バスは25分遅れで発車。夜叉神峠口で降りたのは数人。意外に登山者が少ないかと思ったら、さにあらず。駐車場はほとんどいっぱいで、30人くらいの団体が登り始めるところだった。去年の仙丈岳の時に南アルプス北部の小屋は予約無しでは泊まれないことを思い知らされたので、今回はテントを持ってきたのは正解だったようだ。

Highslide JS  夜叉神峠からは期待どおりの白根三山。紅葉はあまりよくないような気がする。峠から少し下ってからの杖立峠(大崖頭山)までの登りが長い。苺平を過ぎて南御室へ下り始めたところで、黒いものが目の前を走った。熊か!と驚いたがカモシカだった。30mほど先に立ち止まってこちらをじっと見ている。

 南御室小屋に幕営を申し込む。寒そうだからもしも空いていたら小屋泊まりにしようかなどと考えていたがとんでもない話だった。1年で一番混む日だそうで、ザックは小屋の中に持ち込めず外に屋根をかけたザック置き場があるほど。甲府の人なら何もこんな日に来ないで他の土日にすれば良いのに、と小屋のお兄さんに言われてしまった。着いたときには10張り程度だったテント場も夕方にはいっぱいで、50張りくらいになっていただろうか。

第二日(10/10)
 朝、テントの外は星空。昨日の晩に作っておいたおにぎりは後で食べることにして、薬師岳へ。日の出に間に合った。白根三山がモルゲンロートに染まる。甲府盆地付近は一面の雲海で、低い山はすべて雲の下。茅ヶ岳の山頂がかろうじて頭を出している程度。

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<日の出> <北岳と子ども達> <野呂川谷と笊ヶ岳>

薬師岳からのパノラマ(ここをクリックすると、拡大写真が別ウィンドウに表示されます。)

 八ヶ岳と奥秩父山地の間、御座山の向こうにうっすらと山並みが見える。日光や尾瀬の山々だ。南アルプスからの北アルプスや妙高戸隠は良く眺めるが、日光方面をはっきりと眺めたのは初めて。考えてみると展望の良い秋に南アルプスへはあまり来ていなかったのでした。

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<富士と薬師> <至仏・武尊・燧> <日光白根山>

 観音岳でもパノラマ写真を撮って、さて朝食にしようかとザックを開けたら、おにぎりがない。薬師岳に忘れてきたようだと子供たちが言うので、走って薬師岳往復。おにぎりはありませんでした。ゴミになっていなければ良いのですが。

観音岳山頂から北〜東のパノラマ   ※上の画像をスワイプすると左右にスクロールします。

観音岳山頂から南〜西のパノラマ   ※上の画像をスワイプすると左右にスクロールします。

 高嶺まで展望の稜線歩きを満喫。高嶺からは真下(と言うほどの眼下)に車でいっぱいの広河原が見える。

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<笊ヶ岳と大無間山> <オベリスクと八ヶ岳> <観音岳と富士>

 白鳳峠からの下りは仙水峠に似た岩塊斜面の中を正面に北岳を眺めながらの、鳳凰三山縦走のフィナーレには絶好のルート...と喜んでいたのは初めのうちだけで、樹林帯に入ってからが急で長くて参りました。

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<白鵬峠から北岳> <白鵬峠付近>

 (1999/10/12記)