剣山〜三嶺
甲府から四国の剣山〜三嶺を二泊三日で縦走してきました。朝、甲府を出て、その日のうちに剣山の山頂の小屋まで行けるのは新幹線のおかげです。
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- 【日 程】2008年9月21日(日)〜23日(火)
- 【山域名】四国山地
- 【山 名】剣山、次郎笈、丸石、高ノ瀬、東熊山(カヤハゲ)、三嶺、西熊山、天狗塚
- 【同行者】なし
- 【地 図】20万分の1地勢図「剣山」「高知」、5万分の1地形図「剣山」「川口」
- ※右の地図をクリックすると、5万分の1地形図が別ウィンドウに表示されます。
- 【タイム】
- 〈第一日〉(実歩行時間1時間20分)
- 見ノ越劔神社 15:55 → 16:40 西島駅 → 17:00 大剣神社 → 17:20 剣山頂上ヒュッテ
- 〈第二日〉(実歩行時間7時間30分)
- 頂上ヒュッテ 5:10 → 5:45剣山 6:35 → 7:20 次郎笈 7:45 → 8:35 丸石 8:40 → 9:05 丸石避難小屋 9:10 → 10:00 高ノ瀬 10:05 → 12:10 白髪分岐 12:30 → 14:10 三嶺 14:20 → 15:20 西熊山 15:30 →15:40 お亀岩避難小屋
- 〈第三日〉(実歩行時間4時間25分)
- お亀岩避難小屋 5:55 → 6:55 天狗塚 7:15 → 7:50 牛ノ背 7:55 → 9:10 亀尻峠 9:15 → 9:55 林道 10:00 → 10:55 久保
第一日(9/21)
自転車で甲府駅へ。昼食は途中の乗換駅で買うことにしたら、これが失敗。キオスクにはサラダはなく、駅弁は高い。コンビニで買っていけばよかった。静岡から岡山までの新幹線(新大阪で「ひかり」から「のぞみ」に乗り換え)では所々で雨。倉敷付近では強い雨のため止まっているとアナウンスがあったが、岡山にはダイヤどおりに着いた。
四国に入ると雨は止んでいた。貞光駅で予約してあったタクシーに乗り、見ノ越へ。途中、「土釜」のポットホールを見学。川底は緑色片岩。スキー場付近では霧。剣山や次郎笈が見えるポイントでも雲で見えず。
登山口では雨はほぼ止んでいたが、カッパを着て出発。大剣神社に近づくと稜線上に山小屋が見えた。
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| <土釜のポットホール> | <剣山登山口> | <山小屋が見えた> |
頂上ヒュッテの親父さんは、やさしい感じ。本を出版したという新聞記事が壁に貼ってあった。9畳の細長い部屋に一人。他の客は6人(うち男一人)の中高年グループと単独の男性だけのようだ。子連れのグループが小屋に寄って休んでいたが、暗い中を下山していった。
おばさんグループの後で風呂に浸かってから夕食。テレビの天気予報によると明日は良い天気になりそう。朝食は中高年グループと同じ5時とした。
第二日(9/22)
窓を開けると晴れていて下界の街の灯りが見えた。小屋のおばさんが、この天気なら大山が見えるかもしれないと見える方向を教えてくれたが、遠方の雲はこの後もとれてくれなかった。おばさんの勧めに従って、カッパのズボンを履いて出発。
山頂はなだらかに広い地形で、気象観測施設があり、木道が一帯に作られていた。一等三角点付近でパノラマ写真を撮影。遠望は効かない。次郎笈に日が当たってきて美しい。これから向かう三嶺ははるかに遠く、その左には天狗塚までが見える。三嶺の右に石鎚山系がうっすらと。後から出発してきた中高年グループが次郎笈に向かって行った。今日の予定は三嶺小屋までらしい。
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| <石灰岩> | <剣山山頂三角点> | <三嶺と石鎚山系> |
剣山山頂からのパノラマ(ここをクリックすると、拡大写真が別ウィンドウに表示されます。)
次郎笈で中高年グループに追いつくと記念写真の撮影を頼まれた。最近はデジカメで写りがすぐにわかってしまうので失敗できない。
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| <次郎笈から剣山> | <次郎笈から三嶺> |
丸石で中高年グループを追い越すと、後は離れる一方で白髪山分岐ではるか後方を歩いていたのを眺めただけだった。白髪山分岐までに中年ペアなど数人とすれ違った。林道からの日帰りコースがあるらしい。
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| <丸石から次郎笈と剣山> | <林の中の道> | <丸石避難小屋> |
綱附森の手前の山や、これから向かうカヤハゲ(山名は後で知った)は山肌が茶色で緑がない。山火事の跡だろう、などと考えていて近づいてみて、笹枯れ現象だとわかった。あたり一面かなり広範囲の笹がすべて枯れている。こんな現象は初めて見た。北八ヶ岳の縞枯れを思い出した。
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| <白髪避難小屋と次郎笈、剣山> | <カヤハゲの笹枯れ> |
三嶺への登りは急でクサリもあり、今回最も辛いところだった。紫色の小さな花が所々に見られた。帰ってから調べたらヤマラッキョウの花だった。三嶺山頂からは避難小屋と小さなトイレが見えた。様子を見たいところだが、これから向かう「お亀岩」とは逆方向になるため行かない。三嶺の避難小屋に泊まって菅生の温泉に下山するのも魅力的なのだが。
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| <ヤマラッキョウ> | <三嶺山頂> | <三嶺の避難小屋> |
三嶺から西熊山へかけての縦走路は笹原で美しい。西熊山手前で休んでいる二人連れに追いつこうとしたら、かなり疲れているらしいおばさんを残して男だけ先に行ってしまった。疲れたおばさんを追い抜く。二人も泊まりはお亀小屋らしい。お亀小屋には先客数名。高知からの老夫婦、単独の男性、群馬から四国に転勤してきた中年夫婦。奥さんの方は山小屋泊まりは初めてとか。さっきの二人連れプラス女性の三人は若夫婦と姑か?京都から車で来て高知側から登ってきたらしい。自分も入れて計9人。他の人たちは8時頃まで話していたようだが、他にすることがないので、夕食後すぐにシュラフに入った。
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| <笹原の縦走路> | <お亀岩避難小屋> | <お亀岩避難小屋> |
第三日(9/23)
みんなの中で最初に起きた。マグライトはすぐに電池が弱くなりLEDに換える。日の出前の朝焼けが美しい。
歩き始めのうちは、風がやや強い。カッパを出そうか考えながら歩いているうちに風が弱くなってきた。笹原の歩きでズボンの裾が汚れる。スパッツがあるとよかったかも。
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| <天狗塚> | <笹原の中の道> | <東祖谷の集落> |
天狗塚から急に下って牛ノ背へ。笹原の中で時々踏み跡がわからなくなる。今日は天気が良いが、ガスで見通しの効かない日は迷いやすそうだ。牛ノ背三角点から亀尻峠までが迷いやすいところだった。亀尻峠までは荒廃した林道を下る。村に近づいたところで栗を拾った。虫が入っているものが多いが、きれいなものもある。農家の前を通らせてもらって久保のバス停へ。
バスまで時間があるので、風呂に入りたかったが、タクシーの運ちゃんに聞いたところ近くにはないとのことであきらめた。
連休の最終日で混雑した新幹線を乗り継いで甲府へ。






















