南アルプス深南部(麻生山〜前黒法師岳)

 ゴールデンウィークを利用して南アルプス深南部に行って来ました。
 山中では水が得られないことを考えて、ペットボトル500mlと2lをそれぞれ2本、計5lの水をザックに入れたら、荷は20kgになりました。

地勢図
【日 程】2012年4月28日(土)〜30日(月)
【山域名】南アルプス
【山 名】麻生山、戸中山、前黒法師山、バラ谷の頭、黒法師岳、前黒法師岳
【同行者】なし
【地 図】20万分の1地勢図「豊橋」「静岡」、5万分の1地形図「佐久間」「満島」「井川」
※上の地図をクリックすると、5万分の1地形図が別ウィンドウに表示されます。
【タイム】
〈第一日〉(実歩行時間4時間35分)
水窪駅11:45=(タクシー)⇒12:10野鳥の森12:25→12:55麻生山登山口13:05→15:10麻生山15:15→16:20前黒法師山16:25→17:35標高1682m(テント設営)
〈第二日〉(実歩行時間7時間15分)
テント5:30→6:40バラ谷の頭7:10→8:30黒法師岳8:55→11:30ヘリポート平→11:45林道終点11:55→12:35鞍部12:40→13:15前黒法師岳13:35→14:35白ガレの頭→14:45(テント設営)
〈第三日〉(実歩行時間2時間50分)
テント5:45→6:40栗の木の段6:45→7:10林道→7:30湯山集落跡→7:50登山口→8:35寸又峡温泉9:45→9:50バス停10:20=(バス)⇒11:00千頭駅

第一日(4/28)
 甲府から身延線、東海道新幹線、飯田線の特急を乗り継いで、水窪駅で下車。水窪駅は特急が停まるのに無人駅だった。駅前には予約していた水窪タクシーのプリウスが待っていた。タクシーで麻生山登山口まで行くつもりだったのが、途中で通行止めとなっていて、野鳥の森入り口で下車。タクシー料金は5,210円也。近くにあった小屋で昼食を摂る。麻生山登山口まで稜線通しに遊歩道があったが、アップダウンの少ない林道を歩いた。登山口までが予定外で遠かった。登山道に入ると下山者一名とすれ違った。
 麻生山の山頂を過ぎると東屋とベンチがあり、付近に「これより標示おわり」という看板があり、この先は登山者が少ないことを示していた。

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<麻生山登山口> <麻生山山頂> <看板>

 麻生山から下って前黒法師山との間の鞍部からは北方の展望があり、遠くに雪山が見えた。帰ってから調べると赤石岳と上河内岳だった。

麻生山と前黒法師山との間の鞍部から北方のパノラマ ※上の画像をスワイプすると左右にスクロールします。

 前黒法師山を過ぎてバラ谷の頭への登りにかかる辺りでテントを張った。付近には小さな白い花が咲いていた(オウレンの仲間)。

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<前黒法師山山頂> <バイカオウレン?>

第二日(4/29)
 バラ谷の頭は北から北東の眺めが良い。南アルプスと富士山。黒法師岳との間の眼下の鞍部にテントが一張り見えた。笹原の急な下りで鞍部に下りると登ってくる二人づれがあった。あのテントの人たちだろう。途中に水場への分岐があるはずだったが見逃した。

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<バラ谷の頭山頂(左手遠方に赤石岳と上河内岳)> <黒法師岳>

 黒法師岳山頂に近づいて振り返ると、バラ谷の頭から右手北方にかけてのパノラマが広がっていた。北北西の黒沢山の向こうに白く霞んだ中央アルプスが見えた。
 黒法師岳の山頂には、マニアの間では有名な三角点(上面の刻印が「+」ではなく、「×」になっている)があるはずだが…。雪に埋もれていたので掘り出した。

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<中央アルプス> <黒法師岳山頂> <黒法師岳の三角点>

 黒法師岳からの下りは尾根がはっきりしないので、方位を確かめて前黒法師岳方面に下り始めた。そのまままっすぐに下ってしまいそうになったが、GPSで確認して方向を修正した。途中に二重山稜の地形があった。
 前黒法師岳の山頂は林の中で展望は、ない。標高1600m付近でテントを張った。

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<笹原の下り> <ヘリポート平と黒法師岳> <前黒法師岳山頂>

第三日(4/30)
標高1300m付近にアカヤシオの花がわずかに残っていた。栗の木の段は三角点のある小平地でテントが晴れそう。標高1000m弱の林道に出ると朝日岳がよく見えた。下の林道の登山口に下る所が急斜面で荒れていて歩きにくかった。

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<アカヤシオ> <前黒法師岳登山口> <寸又峡温泉>

 寸又峡温泉の公営露天風呂には午前8時半頃に着いて、営業は9時からだったので入り口のベンチで待っていると、軽トラックで準備に来たおじさんが早めに入れてくれた。体を洗うのに石鹸を借りようとしたら、この温泉はアルカリ性だから石鹸を使う必要はない、とのこと。それでも石鹸を貸してくれた。温泉の後、バス停の店で新茶を買った。